皆さまどうも、こんにちわ、りょすけです。
突然ですが、こちらのチャートをご覧ください。何の変哲もないとある日のユーロドルのチャートです。

このチャートには、ローソク足の部分にいくつかの数字と、Tのアルファベットが振ってあったり、ボックスが描かれています。
今回の記事では、このチャートに見えるプライスアクション の原則を、一つだけ紹介してみようと思います。
具体的には、チャート上に描かれてる数字の1から始まり、(3−4)の部分に着目し、Tのアルファベットの高値を超えて、
レンジブレイクして、上昇トレンドが確定するまでのプライスアクション の解説でございます。
緩やかな上昇トレンドの中の、レンジ
画像では、全体的には緩やかな上昇トレンドが形成され、最後にレンジブレイクして、極めて強い上昇トレンドが発生した事実を見て取れます。
①いつレンジがブレイクされるか、
②どっちの方向にレンジがブレイクされるか
僕たちトレーダーが知りたいのは、
ということを、プライスアクション から根拠を得たいわけです。
チャート上のお(1−2)を見てみてください、レジスタンスされていますね。
ブル派(買い)が上への試しをしているが、中々勢いが出ず、ベア(売り)派と拮抗してレジスタンスラインで跳ね返されています。
サポートラインまで届かず、再びレジスタンスラインへ上がっていくヒント
ブル派が上昇の勢いをレジスタンスで止められるからと言って、ベア派が売る勢いが強いとは限りません。
チャート上の(3−4)を見てみてください。安値がきり下がっていますが、結果的に、ボックスを引いたサポートラインまで届かず、結局ブル派の勢いに負けています。

サポートラインまですら、届かず上に反転してるってことです。つまり、ブル派の勢いの方が、強いと言う小さな根拠を掴むことができます。
Tに着目、このアルファベットの意味とは

チャート上の4からTへ向かうプライスアクション をみてください。
サポートラインまで届かず、ブル派に跳ね返された値動きは、レジスタンスラインを超えて、髭を作りました。
これを、ティーズブレイクと言います。Tの意味はそれです。
ティーズブレイクとは、一度レンジをブレイクしても結局、再度レンジの中に戻ってしまうということでして、ブレイクの失敗(惜しい)ということを表しているわけですが、
この時点で、チャートは明らかに強気です。
チャートの中に描かれているカーブを描いた線は、25EMAなのですが、ティーズブレイクの後、プライスアクション がレンジの中に戻った後、
25EMAが意識され、レジスタンスラインとの間でビルドアップを形成しています。
ビルドアップのあるレンジは、その後のブレイクが強く発生すると言われておりまして、また、25EMAが意識され、それ以下へ下がらないということは、ベア派(売り)の勢いがいよいよ根を上げようとしている明かしてです。
そして、ティーズブレイクの後にレジスタンスラインを超えると、チャートは強い上昇の流れを生み、ベア派の逆張り勢の損切りを巻き込んで急上昇しました。
プライスアクション を学ぼう
今回のチャート解説は、僕の大好きなfxの勉強の本、fx5分足スキャルピング から学びました〜