為替の売買をするトレーダーにとって、
プライスアクションは命の次の大切なテクニカル分析手法です。
はっきり断言してしまいますが、
為替のトレードはプライスアクションが 九分九厘で、あとは全部オマケです。
特にデイトレードやスキャルピングなどでは、
損切り幅を短くしないといけないために、自分が許容できる範囲のpipsは、ファンダメンタルで立てたシナリオでは測れないのです。
トレードの難易度というのは、時間軸を狭めれば狭めるほど難しくなっていきますから、
ガチホよりもスイング、スイングよりもデイトレ、デイトレよりもスキャルピングが難しいのですが、
でも結局、ガチホやスイングトレードの場合、数十万円程度の資金では、キャッシュになるまでの時間が少ないため、
トレードだけでとりあえず小さな資金からでも生活していきたいなら、デイトレを僕はおすすめしているのです。
デイトレであれば、数十万の資金からでも、毎月数十万円稼げたりします。
さて、タイトルと話がちょっとズレてしまったので戻しますけれども、
為替のトレードをする際、どのように株の知識を為替のトレードに活かせるでしょうか?
例えば、日本株や日経225などの知識を元に、ドル円やユーロ円や、ポンド円の値動きを、なんとなく把握することが可能です。
一般的に、円の価値が下がると、輸出企業の株価が上がりますし、
円の価値が上がっているということは、日本株の利益が減るため、日本株の価値が下がったりします。
今日、ブルームバーグのニュースで、『日経平均30年半ぶり3万円回復、景気期待や業績改善-輸出や金融主導』という記事が出ていましたが、
こういうニュースを見たとき、そうか、日本株が上がっているってことは、
円安になってくんじゃないかなとなんとなく把握できるわけで?
そういうことを一個分かっておくだけでも自分の優位性が上がります。
もちろん、こんなニュースだけで全てをトレードできるわけもなく、こういう知識を無数にある自分の優位性を高める材料の一つなわけです。
今後、円安になるなら、ドル円が上がっていくんだろうなとか考えてみても、
その日デイトレするとき、一時的に、4h足のプルバック候補ならば、ガンガン下へ下がってドル円をロングしててもプルバックの下降波動に捕まるわけで?
ここで押し目買いとかの知識は、それこそテクニカルの知識が必要です。
だから、テクニカルを分かった上で、ファンダの知識を周りに筋肉みたいにつけていけば良いのかなって思っています。
経済のことを知りながら、トレードに活かせるのはめちゃくちゃ楽しいので、是非やってみてね。
今日は以上になります。